5月2日 目を覚ますと、夜まで降っていた雨が上がって、窓から海が見え始めました。折角のタワーからの眺めを堪能しようと、ベランダに出ました。 朝食ブッフェは、夕食と同じレストランです。旅行に出ると、いつも以上に朝ご飯が楽しみで、あれこれ盛りつけてはモリモリ食べてしまいます。食欲旺盛な私を見ただけでお腹がいっぱいになったのか、珍しく少食だったしゅんが部屋に帰ろうと言い出しました。 |
車に乗って観覧車まで移動しました。ゴールデンウィークだったはずでは?と一瞬思うほど空いていて、観覧車ももちろん並ばずにすぐ乗り込むことができました。 お天気が良い日には東京湾が見えるという観覧車からの眺めはさすがに素晴らしく、ドイツ村の芝生広場やお花畑も本当にきれいに見えました。しゅんは生まれてから2度目の観覧車でしたが、私たちの想像以上に大喜びしていました。ドイツ村にいる間中、観覧車が見えるたびに「また乗る」と言うのにはちょっぴり困りました。そして何ヶ月も経った今でも、ドイツ村のパンフレットを出してきては「これ乗ったね」「また乗りたいー」と言っています。 |
入り口近くのフラワーガーデンに戻って、お花畑の中を歩きました。「お花摘み」の看板を見つけて行ってみると、「10本200円」という貼り紙とお金を入れる箱が置かれていました。 この旅行では、できたらお花摘みをしたいと思っていましたが、できそうな場所を通るのは2日目だから無理かなとあきらめていたので、すっかり嬉しくなってイソイソと摘み始めました。以前ポピーを摘んだ時は、きれいだなと思って咲いている物を混ぜて摘み取りました。でもポピーは、早ければつぼみもその日の夜には開き始めるということがわかったので、今回は、これは一体何色だろう?と思いながらつぼみだけを摘み取りました。 |
お花摘みをしている私としゅんです。ポピーが本当にきれい!そして私が後ろを向いていたりうつむいていたりするところが、また良い感じだと主人が失礼なことを言いました。でも確かにその通りかも。 |
フラワーガーデンには「幸運の鐘」という鐘があります。時々カラーンカラーンと良い音が響いていたのですが、それはこの鐘だったのです。では私たちも・・・と交代で鳴らしてみましたが、意外と難しくて優雅にカラーンというわけにはいかず、「えいっ、えいっ」と必死にロープを振り回してしまいました。 |
ドイツ村を後にして、帰路につきました。帰り道のお楽しみは、初めて通る東京湾アクアラインです。海の上と下を走っちゃうなんて、すごい!とワクワクしながらアクアラインに乗りました。途中のサービスエリア、海ほたるまで、房総側からは水上の橋を渡っていきます。 海ほたるには観光バスもたくさん止まっていて、GWらしい混雑ぶりでした。おいしいと噂の、「海ほたる茶屋」の今川焼きとメロンパンなどを買い、パン屋さんでお茶をしました。私はもう一つ、「あさりのパン」なる物を買って主人に「またやってる」という目で見られていました。珍しい物はすぐに試してみたくなるのがいけないクセですが、これはなかなかおいしかったと思うのですが。 メロンパンは、クリーム入りとそうでない物、それからメロンではない他の果物の物と色々あります。観光バスが到着するたびに、どっさり売れていくので驚きました。 |
展望デッキからの眺めです。羽田に着陸する飛行機も見ることができます。日差しの強さが少し気になりましたが、やっぱり海は良い気持ちです。船の甲板にいるような錯覚に陥る、とても素敵な場所でした。 |
こちらは房総側です。海ほたるに向かって走ってくる車が見えます。 |
デッキを走るしゅんです。こんな風に気持ちいい空気を吸いながら、思いっきり体を動かすことができて、しゅんも楽しかっただろうなと思いました。 お土産やさんには、千葉のお土産がたくさん売られていました。私もいくつか買いましたが、一番楽しみだったのは「コーチのサバカレー」。千葉と言えば「コーチ」、コーチと言えば「サバカレー」。こんな連想、かなりのドラマ好きの人にしか通じないかも・・・と心配しながらAさんへのお土産にしたのですが、Aさんは何とご存知でほっとしました。 |
ドイツ村で摘んできたお花と、鴨川シーワールドから連れ帰ってきたシャチ(何故かピンクをご所望)です。一緒に色んなことができるようになったしゅんとの旅行は、想像以上に楽しくて、私たちにとっても良い思い出がたくさんできました。また一緒に楽しめる旅行をしたいなと思います。 |