房総旅行

 ホテルでのんびり　久々のおいしい和食にニッコリ

今日泊まるホテルは、シーワールドに近い「鴨川グランドタワー」です。いつもは低層階に住んでいるので、タワーからの眺めを楽しもうということで選びました。それだけに、何階のお部屋になるのかドキドキ・・・！フロントで渡されたのは、９階の鍵でした。 このホテル、実は半分以上が分譲マンションというホテルでした。リゾート滞在型というのが売りのホテルだったようで、上の写真は壁の中にきれいに隠れているキッチンです。小さいながらも色々な物がコンパクトにまとめられていて、ちょっとしたお料理は楽々とできそうです。キッチンの背後にある収納棚には、お皿も並んでいました。写真では見えませんが奥の扉の向こうが玄関で、玄関を入ってすぐの所にはゲスト用の寝室がありました。こんな滞在型のホテルに一泊しかしない私たちって、ちょっともったいないのでは？と思いつつも、この一泊を楽しもう〜とお部屋の探検をしました。

リビングの隣は寝室です。大きなベッドが並んでいます。最近寝相が信じられないくらい悪いしゅんが落ちない様に、ベッドをくっつけて私たちの間に挟みました。それでも夜中に一度、ぐるりと動く気配を感じて起きると、私の足下から今にも落ちそうになっているしゅんを発見！恐るべし、２歳児の寝相・・・。 右は洗面所とお風呂です。このホテルには、パブリックスペースにジャグジーやサウナ、大浴場があります。最近は、温泉付きといった様に共用施設が充実していることを売り物にしたマンションがたくさん出ていますが、ホテル気分を味わえて面白いものだなと思いました。時間は短いですが、コンビニエンスショップもあって外に出なくても買い物ができるのも便利でした。もちろん２４時間ＯＫの、ジュースやアイス、お酒の自動販売機もありました。温泉に入った後って、アイスを食べたくなります。

 

ベランダに出て、早速タワーの眺めを楽しみました。とうとう雨が降り出してしまったので、遠くはかすんでいてちょっと残念ですが、海も見えてなかなか良い感じです。そして上をチラリと見た主人が、「怖い・・・」と言いました。このタワー、３３階まであるのです。ずーっとずーっと続いていく壁を見ていると、確かにすごい迫力で怖いくらいでした。

   

夕食付きのプランだったので、１階にある「生簀籠」という和食のお店に行きました。しゅんは取り分けですが、小さな椅子とお茶碗にご飯を用意して頂けました。 夕食が始まって、久々のちゃんとした和食に感激！ひとつひとつのお料理がとてもおいしくて、味わいながら頂くことができました。半分以上が分譲マンションだなんて、ちょっと変わったホテルに泊まってしまったなぁと思っていたのですが、この夕食で好感度は急激にアップ！現金なものですね。

味がしっかりしみこんだ、お上品な煮物は、大部分がしゅんのお口に入りました。デザートは牛乳寄せです。ここのところよく私が作っていたため、しゅんは大喜びでしたが、主人は「ゆっこのデザートと一緒」と少々残念そうでした。でももちろんおいしかったです。 お腹も大満足で、部屋に戻りました。今日一日もフル活動だったしゅんは、お風呂から上がるとすぐにぐっすり寝てしまいました。のんびり窓の外を見ていた主人が、「電車だ」と言うので私も外を見てみました。外房線の線路が少し先にあった様です。遮る物が全くないので、走っていく電車の灯りをずーっと追っていくことができました。起きていたら、きっとしゅんは喜んだだろうなと思いました。