| 8月2日 朝早くに目が覚めると、ツインのベッドの1つに私としゅんが、もう1つに主人が眠っていました。寝かしつけた覚えもないのに、しゅんが隣で寝ていたので驚いていると、主人が「昨日の夜、一回落ちて泣いてたよ。」と言いました。全然気がつきませんでした! 朝からゆったりとしたバスルームでシャワーを浴びてバスタブに入りました。テレビ付きのバスルームは初めてだったので、折角だからといつも見ている情報番組をつけました。お風呂に入りながらテレビを見るなんて不思議な気分です。部屋の方にいた主人は、隣の部屋のテレビが聞こえてきていると思って、「何てうるさいんだろう、隣の人。」と思っていたそうです。あはは。朝から笑ってしまいました。 |
| 朝ご飯は、「アロマーズ」のブッフェです。しゅんはベビーカーで連れて行きましたが、最近大人と同じ目線で食事をしたいと主張するので、ベビーチェアをお借りしました。テーブルから顔が出ると、ご機嫌になりました。しゅんも食べられそうな物がたくさんあったので、パンやサラダなどをあげてみましたが、あまり食が進みません。そこでそれは私のお腹の中に入れて、ご飯やおみそ汁を持ってくると、ぱくぱくと食べ始めました。どちらかというと和食が好きな、渋い好みの一歳児です。 私は右の写真の洋食セットの後、軽めの和食セットも食べてしまいました。ご飯の横に明太子が置いてあることに気付いて、「福岡なんだから明太子を食べなくては!」と思ったのです。どちらもおいしい朝ご飯でしたが、特においしかったのはアプリコットのデニッシュです。フルーツの下のクリームが程よい甘さで、何とも言えないおいしさでした。余りにもおいしいので、こちらももう一個・・・。朝からお腹がいっぱいです。 |
| ご飯を終えて部屋に戻ると、まだ10時過ぎでした。チェックアウトは12時なので、少しキャナルシティの中を歩いてみることにしました。ホテルとショッピング施設が併設されていると、こんな風にちょっとした時間にすぐ移動することができて、本当に便利だなと思いました。 無印良品でソファに座ったりお皿を見たり、洋服を見たりしているうちに、ベビーカーに乗っていたしゅんがお昼寝を始めました。これはチャンスかもしれないということで、グランドハイアットの地下1階にある、「ゆとりの空間」に行ってランチを頂きました。 ランチは、素敵なプレートやカップに好きなお料理を取って頂くブッフェです。栗原さんの本で見たことのあるお料理がずらりと並んでいて、早くも私は興奮状態に!あれもこれも、とにかく少しずつでいいからたくさん食べたい〜と張り切ってお皿に盛りつけて席に戻ると、主人がプレートを前に置いた私の写真を撮ってくれました。ものすごく幸せそうな顔をしていたのがおかしかったのだそうです。お野菜をふんだんに使ったメニューの数々は、どれも何となくおしゃれです。デザートも何種類も並んでいて、「すてきレシピ」で見た栗原さんのお宅のブッフェパーティーに招待されたような気分になりました。朝ご飯に続いてお昼も満足感いっぱいになってお店を出ると、11時半を過ぎていました。しゅんは部屋でおむつ替えをしても起きずに、眠ったままチェックアウトをしました。 |
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| キャナルシティから博多駅までは、15分くらいの道のりです。ゆっくり歩いていこうと、駅の方向に歩き出しました。しばらく歩いたところで、まだ駅が見えないのはおかしいような・・・と地図を取り出すと、1本手前の道で曲がってしまった所があり、駅から遠ざかっていました。気を取り直して駅に向かい、30分ほどで到着しました。 駅周辺は大きなバスターミナルになっていて、ホテルや会社のビルも多くにぎわっていました。福岡に来ることが決まるまで、「博多駅」がどこにあるのか知りませんでした。「福岡」という駅があるとばかり思っていたのです。大阪に行った時にも思いましたが、土地勘の無い所に行くと何もかもわからないことばかりです。でもそれが旅行のおもしろさだなと思います。 |
| みどりの窓口で一人500円を追加して、1時22分発のハウステンボス号の指定席を取りました。窓が広く取られていて、乗り心地の良い電車でした。博多を出発して、1時間40分でハウステンボスに到着します。途中、吉野ヶ里遺跡や佐賀、有田など、知っている地名をいくつも通り過ぎました。特に有田はハウステンボスのすぐ近くで、途中下車したいな〜という気持ちを抑えるのが大変でした。 終点のハウステンボスに到着すると、入国口へ向かって歩きました。 |