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| 5月4日 今日もいいお天気です。9時半ごろホテルを出発し、地下鉄に乗って烏丸御池に向かいます。 |
| 少し歩いて二条城に到着です。東大手門から入っていきます。ここは中学校の修学旅行で来た記憶がありますが、中の様子はほとんど忘れていました。 |
| まずは二の丸御殿の中を歩きます。廊下はうぐいす張りで人が歩く度に音がなっています。どの部屋も欄間の彫刻や天井の細工やふすまの絵が素晴らしくて驚きました。将軍の部屋には何人もの護衛が隠れている武者隠れの間という場所も用意されています。将軍が座るところと大名が座るところには段差があり、部屋の端から将軍の場所まではかなりの距離があるように感じました。末席に座って将軍を見たら、さぞかし立派に見えるだろうなぁと思いました。 御殿の入り口から奥に行くに従って、幕府に近い人々のための部屋になっていくのもおもしろく感じました。外様はこの部屋、親藩はこの部屋、老中はこの部屋と決まっています。老中の部屋は簡素な作りになっていていかにも仕事をする役職の人が使う、という部屋でした。 大政奉還の発表をはじめ、いろいろな歴史的な出来事がここで行われたんだなぁと思うと、ぞろぞろと見学できるのが不思議でした。 |
| 二の丸御殿の正面です。 |
| 二の丸庭園です。ちょうどつつじの季節で、赤やピンクの花がきれいに咲いていました。 |
| 本丸です。こちらは中を見学することはできません。二の丸御殿と比べると、少し大きめな普通の家という感じでした。 |